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回送ドライバーの求人は、「運転だけ」「荷物の積み下ろしなし」「直行直帰OK」といった言葉が並び、気になっている人も多いはずです。
一方で、給与欄に「完全出来高制」「業務委託」と書かれた求人が混ざっていて、会社員として働く求人と同じ感覚で比べていいのか迷うところです。
結論から言うと、回送ドライバー求人は、「どうやって車を運ぶ仕事か」と「雇用か業務委託か」の2点を先に見分けると、自分に合う求人を絞り込めます。
回送の仕組みは国土交通省、業務委託と雇用の違いは厚生労働省が公開しているので、その公式情報をもとに整理します。
この記事では、まず関東運輸局の資料で、ナンバーのない車を道路で走らせる「回送運行許可」の仕組みと、回送する運転者が守るべき事項を確認します。
次に、ドラEVERに掲載されている回送ドライバー求人の中身を編集部で読み、仕事のタイプと給与の書き方を整理します。
そのうえで、業務委託で働く場合に知っておきたいフリーランス法と「労働者」の判断基準を確認し、最後に求人票のチェック項目をまとめます。
読み終えるころには、求人票を見て「これは自走の回送か、積載車か」「雇用か、業務委託か」を判別でき、応募前に何を確認すればいいかが分かるようになります。
回送ドライバー求人の仕事は「自走」と「積載」に分かれる
回送ドライバーの求人をまとめて読むと、車の運び方で大きく2つに分かれます。
- 自走回送:運ぶ車そのものを自分で運転して目的地まで届ける。帰りは公共交通機関を使う求人が多い
- 積載での回送・陸送:積載車やキャリアカー(トレーラー)に車を載せて運ぶ。建設機械を大型トラックで運ぶ求人もこちら
どちらも「回送ドライバー」と呼ばれますが、必要な免許も1日の流れもまったく違います。
求人票の仕事内容欄で、まずこの区別をつけてください。
ナンバーのない車は「回送運行許可」で走る
自走回送で運ぶ車の中には、新車や車検切れの車のように、そのままでは道路を走れない車があります。
これを走らせるための制度が、関東運輸局のページで説明されています。
関東運輸局「自動車の回送運行について」。臨時運行許可と回送運行許可の違いを説明し、製作・陸送・販売・特定整備ごとに回送自動車の定義と回送の目的を表で示している
ページの説明を要約すると、次のとおりです(2026年9月15日確認)。
- 車検の切れた自動車、抹消済みの自動車、一度も登録を受けたことのない自動車は、本来、道路を運行できない
- 車検を受ける・登録をするなど目的が限られるが、一時的に道路を運行できる特例が、市町村等で行う臨時運行許可制度。ただし、1台の自動車について1回の運行に限られる
- 自動車の販売・製作・陸送・特定整備を業とする者がその業務を遂行する場合に限り、1回の許可で複数の自動車に使用できるさらに特例的な扱いが回送運行許可制度
表では、回送自動車の定義が4つに分けられています。
- 製作(架装):自己の製作に係り回送する自動車
- 陸送:他人から委託を受け、指示された場所間を回送する自動車
- 販売:自己の販売しようとする自動車の展示・整備・改造、販売した自動車の納車、仕入れた自動車の引き取り、販売・仕入れに伴って必要となる車検・登録・封印のため回送する自動車
- 特定整備:車検のために回送する自動車
回送ドライバーの求人は、この4つのどれかに当てはまる会社から出ていることが多いと考えると、仕事内容が読みやすくなります。
陸送会社なら「委託者の指示する場所間」、ディーラーなら「営業所と納品先・整備工場・顧客所在地・運輸支局間」が回送の範囲です。
実際、編集部が確認したドラEVERの回送ドライバー求人にも、新車トラックを工場から保管場所まで移動させる仕事、ディーラーで修理・点検車両を引き取る仕事、レンタカーやオークション会場への回送の仕事が並んでいました。
回送ナンバーで走る運転者が守る事項
回送運行許可を受けた会社には、国の取扱要領で細かい決まりがあります。
その中には、実際にハンドルを握る運転者に直接かかわる条文もあります。
「自動車の回送運行の許可事務等の取扱要領」第27条(運転者等の遵守事項)。番号標の表示、許可証の前面表示、保険証の備え付け、車両から離れるときの注意、運行終了後の返納が定められている
第27条(運転者等の遵守事項)には、回送自動車を運行しようとする者が守る事項として次の5つが書かれています(2026年9月15日確認)。
- 番号標を自動車の前面及び後面(2輪車、3輪車などは後面)に、告示で定める位置・方法で表示していること
- 許可証は、回送自動車の前面の見やすい位置に表示すること
- 保険証を備え付けること
- 回送自動車から離れるときは、許可証等の盗難、紛失がないよう留意すること
- 回送自動車の運行を終了したときは、すみやかに許可証等を管理責任者等に返納すること
同じ要領には、運転者にかかわる条文がほかにもあります。
- 第14条:陸送を業とする者は、営業所ごとに回送業務従事運転者台帳を備え付ける
- 第15条:許可を受けた者は、運転者等に対して少なくとも年1回以上法令等の研修を実施し、記録する
- 第24条:回送自動車が保安基準に適合していなければ運行してはならず、その確認は使用者(運転者)又は確認者が行う
- 第25条:許可証等を使わせるときは、陸送業者の場合、使用者が運転者台帳に記載されている者であることを確認する
- 第28条:許可証等を紛失・盗難にあった者は管理責任者等に報告し、紛失等の場合は警察署長に届け出る。番号標を紛失等したときは、許可を受けた者が現物をもって弁償する
運転者の立場で読むと、ポイントは3つです。
乗る前に車の状態を確認する役割があること、車を離れるときに許可証やナンバーの管理に気を配る必要があること、そして会社には運転者を台帳に載せ、年1回以上研修する決まりがあることです。
面接で「入社後の研修はありますか」と聞いたとき、回送運行許可を受けている会社であれば、少なくとも法令等の研修の仕組みがあるはずです。
研修の具体的な内容や時間数は、取扱要領には記載がありません。
現場メモ
厚生労働省のjob tagで「陸送」と検索すると0件、「回送」と検索すると関連度の低い職業としてタンクローリー乗務員が1件出るだけでした(2026年9月15日確認)。
回送ドライバーだけを対象にした公的な年収や求人倍率の統計は、job tagでは確認できません。
そのため、この記事では給与の相場の数字は出さず、求人に書かれている給与の「形」を整理しています。
積載車・キャリアカーの回送は免許の条件が変わる
自走回送は、運ぶ車に合った免許があれば応募できます。
普通車だけを運ぶ求人なら、普通免許(AT限定可)で応募できる求人も実際に掲載されていました。
一方、積載車やキャリアカーで運ぶ仕事は、その積載車やトレーラーを運転する免許が必要です。
免許の受験資格は、警視庁のページで確認できます。
警視庁の受験資格のページ。大型は21歳以上・経歴通算3年以上、中型は20歳以上・経歴通算2年以上、けん引は18歳以上で二種・大型・中型・準中型・普通・大特免許のいずれかを現に取得している者と記載されている 出典: 警視庁 受験資格
表に記載されている条件は次のとおりです(2026年9月15日確認)。
- けん引:18歳以上/二種、大型、中型、準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を現に取得している者
- 大型:21歳以上/中型、準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を取得しており、経歴が通算3年以上の者
- 中型:20歳以上/準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を取得しており、経歴が通算2年以上の者
編集部が確認した求人の中には、職種を「トレーラー(牽引)」とあわせて掲載しているキャリアカーの求人がありました。
けん引免許は、表のとおり他の免許を現に取得していることが受験の条件になっているので、引く側の車を運転できる免許とあわせて考える必要があります。
どの車格のトラクタで何台積みのキャリアカーを使うかは会社ごとに違い、求人票で確認するしかありません。
ドラEVERの回送ドライバー求人にも、「中型免許必須」と書かれた建機の自走回送の求人や、大型トラックで建設機械を運ぶ経験者向けの求人がありました。
中型免許で乗れる車の範囲や8トン限定の扱いは、中型ドライバー求人の見方で警察の資料をもとに整理しています。
回送ドライバー求人の給与と雇用形態
仕事のタイプが分かったら、次は給与と雇用形態です。
回送ドライバーの求人は、ここが他のドライバー求人より幅広いのが特徴です。
ドラEVERの回送ドライバー求人は45件
ドライバー専門の求人サイト「ドラEVER」では、職種で「回送ドライバー」を選んで絞り込めます。
ドラEVERで職種を「回送ドライバー」に絞り込んだ検索画面。求人件数45件と表示されている
2026年9月15日時点で、職種「回送ドライバー」の求人件数は45件でした。
キーワード「回送」で検索すると263件が表示されましたが、こちらは福祉施設の送迎バスで営業所まで「回送」するといった記載の求人も含むため、回送が主な仕事の求人を探すなら職種で絞り込むほうが確実です。
編集部で、職種絞り込み後の先頭20件の記載内容を読みました。
給与欄の書き方は、次のようにばらばらでした。
- 月給の幅で書く求人:「29万4,500円〜39万4,500円」「35万円〜40万円」など
- 月給の下限だけの求人:「19万8,000円」
- 時給×時間×日数で書く求人:「時給1,300円×8時間×月22日」
- 日給の幅で書く求人:「日給2,250円〜2万円」
- 出来高・歩合で書く求人:「月収60万円(25日稼働)※完全出来高制」「21万円(20日稼働、短距離の場合)※完全出来高制 日数・距離・台数により変動」「30〜50万円(完全歩合制)」
- 入社年次ごとの例で書く求人:「入社1年目:月収25万7,000円/年収350万円」
出来高・歩合の求人に書かれている月収は、「その日数・距離・台数を走った場合」の例です。
「月収60万円」の横に「25日稼働」、「21万円」の横に「20日稼働、短距離の場合」とあるように、条件をセットで読まないと比較になりません。
また、20件のうち複数の求人が、仕事内容や見出しに「業務委託」「フリーランス」と明記していました。
業務委託の求人に書かれた金額は給料ではなく「報酬」で、車の移動に使う交通費や燃料費、保険などを誰が負担するかによって、手元に残る額が変わります。
経費の負担については、一覧画面に書かれていない求人がほとんどでした。
業務委託で働く回送ドライバーはフリーランス法の対象
業務委託の回送ドライバーとして働く場合、2024年11月に施行された法律が関係します。
厚生労働省のページで概要を確認できます。
厚生労働省のフリーランス・事業者間取引適正化等法のページ。令和6年11月1日に施行され、発注事業者に取引条件の明示、原則60日以内の報酬支払、ハラスメント対策の体制整備等が義務付けられると説明している
ページの記載は次のとおりです(2026年9月15日確認)。
- 「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法)が令和6年11月1日に施行された
- 個人で働くフリーランスに業務委託を行う発注事業者に対し、業務委託をした際の取引条件の明示、給付を受領した日から原則60日以内での報酬支払、ハラスメント対策のための体制整備等が義務付けられる
- フリーランス(特定受託事業者)は、個人であって従業員を使用しないもの、または法人であって一の代表者以外に他の役員がなく、かつ従業員を使用しないもの
同じページには、募集広告についての注意も書かれています。
SNS等を通じてフリーランスを募集する際に、募集を行う者の氏名又は名称、住所(所在地)、連絡先、業務の内容、業務に従事する場所、報酬のどれかを欠くものは「誤解を生じさせる表示」に該当し、法第12条違反になると記載されています。
回送ドライバーの業務委託の求人を見るときは、この6項目がそろっているかを最初に確認してください。
特にSNSで見かけた「運転するだけで高収入」といった募集で、会社名や住所がはっきりしないものには応募しないのが安全です。
契約の段階では、取引条件が書面やメールなどで明示されるかを確認します。
明示される取引条件の具体的な項目の一覧は、厚生労働省のこのページには載っていません。
ページからは、法の概要、条文、解釈ガイドラインへのリンクが案内されています。
報酬の単価、交通費の扱い、事故や違反があったときの負担、キャンセル時の扱いは、回送の仕事でとくに揉めやすいところなので、契約前に書面で確認してください。
業務委託でも「労働者」に当たる場合がある
業務委託と書かれた求人でも、働き方の実態によっては労働基準法の「労働者」として扱われます。
厚生労働省のフリーランス法のページにも、「形式的には業務委託契約を締結している者であっても、実質的に労働基準法上の労働者と判断される場合には、労働基準関係法令が適用され、本法は適用されません」と注記されています。
判断基準は、厚生労働省の別のページで整理されています。
厚生労働省「労働基準法における『労働者』とは」のページ。労働基準法第9条の定義と、使用従属性に関する判断基準・労働者性の判断を補強する要素が一覧で示されている
ページによると、労働基準法第9条では「労働者」を「事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者をいう」と規定しており、次の2つの基準(使用従属性)で判断されます(2026年9月15日確認)。
- 労働が他人の指揮監督下において行われているかどうか
- 報酬が「指揮監督下における労働」の対価として支払われているかどうか
具体的な判断基準として挙げられているのは次の項目です。
- 仕事の依頼、業務従事の指示等に対する諾否の自由の有無
- 業務遂行上の指揮監督の有無
- 拘束性の有無
- 代替性の有無(指揮監督関係を補強する要素)
- 報酬の労務対償性
- 補強する要素として、事業者性の有無、専属性の程度など
そして、「使用従属性」が認められるかどうかは、請負契約や委任契約といった契約の形式や名称にかかわらず、個別の事案ごとに総合的に判断されると明記されています。
回送の仕事に当てはめると、たとえば「配車された仕事を断れない」「出発時刻や経路を細かく指示される」「毎日決まった時間に拠点に出勤する」「他社の仕事を受けられない」という働き方なら、名称が業務委託でも労働者性が問題になりうる、ということです。
実際にどう判断されるかは個別の事案次第で、この記事で断定することはできません。
疑問がある場合は、同じ厚生労働省のページで案内されている相談窓口を使ってください。
自分で経費を管理しながら働く形がどういうものかは、業務委託が多い軽貨物ドライバーの求人の見方でも整理しています。
雇用(正社員・契約社員・アルバイト)
労働基準法の労働者
業務委託(フリーランス)
フリーランス法の対象
出典:厚生労働省「フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ」「労働基準法における『労働者』とは」(2026年9月15日確認)。業務委託契約でも、実態によって労働者と判断される場合があります。
回送ドライバー求人の探し方とチェック項目
最後に、実際の探し方と、応募前に確認しておく項目をまとめます。
回送ドライバー求人は職種で絞り込んで探す
回送ドライバーの求人は、総合求人サイトでは「ドライバー」「軽作業」などに埋もれやすく、キーワード検索では送迎バスの「回送」まで混ざります。
ドライバー専門の求人サイトで職種を「回送ドライバー」に絞り込むと、回送が主な仕事の求人だけを一覧で比較できます。
ドラEVERでは、職種のほかに免許・勤務地でも絞り込めます。
普通免許だけで応募できる求人を探すのか、中型・大型・けん引を活かせる求人を探すのかで、候補はかなり変わります。
ドラEVERの運営会社は、会社概要に有料職業紹介事業の厚生労働大臣許可番号(13-ユ-314984)を掲載しています。
運営会社の詳しい情報は大型ドライバー求人の見方で公式ページのキャプチャとともに紹介しています。
回送ドライバー求人の求人票で確認する項目
ここまでの公式情報をもとに、確認すべき項目を並べます。
- 自走か積載か:運ぶ車を自分で運転するのか、積載車・キャリアカー・大型トラックに載せるのか
- 必要な免許:普通免許(AT限定可)で足りるのか、中型・大型・けん引が必要か
- 雇用か業務委託か:求人票の「雇用形態」欄と、見出しや仕事内容に「業務委託」「フリーランス」の記載がないか
- 給与・報酬の条件:出来高・歩合なら、例示されている月収が何日・何km・何台の場合か
- 帰りの交通費:自走回送で公共交通機関を使って戻る場合、運賃を誰が負担するか
- 1日の本数と距離:「1日2〜3台、合わせて100km未満」のように書かれているか
- 研修の有無:回送運行許可を受けた会社には、運転者への年1回以上の法令等の研修の決まりがある
- 事故・違反・紛失時の扱い:業務委託の場合は特に、車両の損傷や許可証等の紛失があったときの負担を契約書で確認する
- 募集情報の6項目:募集主の氏名(名称)・住所・連絡先・業務の内容・就業場所・賃金(報酬)が書かれているか
回送の仕事は、1台ごとに車も行き先も変わります。
求人票だけでは分からないことが多いので、面接や契約前の説明で1つずつ確認してください。
回送以外も含めてトラックの仕事全般を見比べたい場合は、トラックドライバー求人の探し方も参考になります。
回送ドライバー求人についてよくある質問
普通免許だけで回送ドライバーの仕事はできますか
できる求人はあります。
編集部が確認したドラEVERの回送ドライバー求人の中にも、「普通免許(AT限定可)があればOK」「普通免許で応募可」と書かれた求人がありました(2026年9月15日確認)。
ただし、運べるのは普通免許で運転できる範囲の車に限られます。
トラックの自走回送や積載車・キャリアカーの仕事は、中型・大型・けん引などの免許が求められます。
回送ドライバーと運転代行は同じ仕事ですか
この記事で確認した国土交通省の資料では、運転代行については扱っていません。
回送運行許可制度は、自動車の販売・製作・陸送・特定整備を業とする者が、ナンバーのない車などを回送するための制度として説明されています。
お客さんを乗せてその車を運転する運転代行とは、制度の位置づけが違うと考えて求人を読み分けてください。
運転代行の求人を探す場合は、仕事内容欄に「代行」と書かれているかを確認するのが確実です。
回送ドライバーの年収はいくらですか
回送ドライバーに限定した公的な年収統計は、job tagでは確認できませんでした。
job tagで「陸送」と検索すると0件、「回送」では関連度の低い職業が1件表示されるだけです(2026年9月15日確認)。
求人に書かれている金額は、月給・日給・時給・出来高・歩合と書き方がばらばらです。
比べるときは、稼働日数や距離などの条件をそろえて、さらに業務委託なら経費を差し引いた額で考えてください。
業務委託の回送ドライバーは報酬をいつ受け取れますか
フリーランス法では、発注事業者に給付を受領した日から原則60日以内での報酬支払が義務付けられています(厚生労働省、2026年9月15日確認)。
実際の支払期日は契約で決まるので、取引条件として明示される支払期日を確認してください。
報酬の支払いが遅れる、条件が一方的に変えられるといったトラブルがあった場合、厚生労働省のページでは、弁護士に無料で相談できる「フリーランス・トラブル110番」が案内されています。
回送中に許可証をなくしたらどうなりますか
取扱要領の第28条では、許可証等を紛失、盗難にあった者は管理責任者等に報告するとともに、紛失等の場合は警察署長に届け出なければならないとされています。
番号標を紛失等したときは、許可を受けた者(会社)が現物をもって弁償すると定められています。
会社と運転者の間で費用をどう扱うかは、取扱要領には記載がありません。
業務委託で働く場合は、契約書に紛失時の扱いが書かれているかを確認してください。
まとめ:回送ドライバー求人は仕事のタイプと契約形態で選ぶ
この記事で確認した内容を整理します。
- 回送ドライバーの仕事は、運ぶ車を自分で運転する自走回送と、積載車・キャリアカーなどに載せて運ぶ回送に分かれる
- ナンバーのない車などを走らせる制度には、1台1回の臨時運行許可(市町村等)と、販売・製作・陸送・特定整備の業者が複数台に使える回送運行許可がある(関東運輸局)
- 回送運行する運転者は、番号標と許可証の表示、保険証の備え付け、盗難・紛失への注意、運行後の返納を守る。会社には運転者台帳と年1回以上の研修の決まりがある(取扱要領)
- ドラEVERの職種「回送ドライバー」は45件(2026年9月15日)。給与の書き方は月給・日給・時給・出来高・歩合とさまざまで、業務委託の求人も含まれる
- 業務委託はフリーランス法の対象で、取引条件の明示、原則60日以内の報酬支払などが発注事業者に義務付けられている
- 業務委託と書かれていても、契約の名称にかかわらず実態で「労働者」と判断される場合がある(厚生労働省)
- 回送ドライバーに限定した公的な年収統計はjob tagでは確認できない
回送ドライバーは、「運転だけ」という共通点の裏で、免許・契約・報酬の仕組みが求人ごとに大きく違う仕事です。
自走か積載か、雇用か業務委託か、この2つを先に見分けてから条件を比べてください。
回送に限らず、トラック・タクシー・送迎などドライバーの仕事全体から選びたい場合は、ドライバー求人の探し方から入ると全体像がつかめます。







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